身近にいて困る「政治の話がNGの人」見抜く5秘訣 「極端な人も多い…」どうすればいい?
「真実」「正体」「弱腰」「二枚舌」「化けの皮」「しがみつく」「バカか」 こういう強いワードをやたらとツイートする人には、注意したほうがいい。
そもそもみなさんは、日常生活で「あいつの正体は」「あいつの化けの皮が剝がれた」などという恐ろしいことばを使っているだろうか?
わたしはほとんど使わない。もし日常で使っている人たちがいるとすれば、その人間関係はかなりヤバイ界隈である。
そういう強い言葉ばかりを使っている界隈の人たちは、強い言葉を使うことが「日常的で当たり前」になってしまっているのである。だから気軽に見知らぬ他人にたいして暴言や罵倒をするようになってしまう。
自分がそういう人間にならないように、そういう界隈にはなるべく足を踏み入れないのが賢明である。
なぜ陰謀論にハマる人がいるのか?
「世界はだれかの陰謀によって動かされている」と信じている人は、実に多い。なぜ彼らは陰謀論にハマるのだろうか。
「自分だけがこの秘密の情報を知っている」と考えることで、科学者や大学の先生など権威のある人たちよりも「自分が知的優位に立てている」と思い込めるからだろう。
一般社会の人たちに対しても「お前らはだまされているのだ」と見下すことで、やはり優位に立てると思っているのだろう。
陰謀論は「社会を単純に見せてしまう」という悪い効果もある。社会のたいていの問題は原因がはっきりせず、複雑な要因によって成り立っていて、解決も簡単ではない。
21世紀になって社会はますます複雑になっている。その複雑さに立ちすくんでしまった人たちの一部が、「いや、社会はそんな複雑じゃない!だれかの陰謀によって動かされているだけなんだ!」と陰謀論の単純さにすがりついているのである。
陰謀論の人は右派にも左派にもたくさんいる。近寄ってはならない。
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