福岡発の「スーパーノンストップ昭和町」の便は、JR博多駅前の博多バスターミナルから、西鉄天神バスターミナルに立ち寄り、長崎自動車道などの高速道路を走行、長崎市内の昭和町、平和公園を経由して長崎駅前に到着する。
長崎発の場合は、昭和の雰囲気いっぱいの建物1階に入る県営バスターミナルから発車する。再整備工事が進む駅前のペデストリアンデッキとは歩道橋で結ばれており、出島や新地中華街、大浦天主堂など市内の観光地巡りに便利な路面電車とはJRよりも乗り換えがしやすい。
高速バスは低運賃
昭和町経由でなく、市内中心部の大波止(おおはと)に停まる「スーパーノンストップ出島道路」もある。また、福岡空港国際線ターミナル、筑紫野、高速基山、嬉野温泉の中心にある嬉野バスセンター、経路上のインターなどのバス停をこまめに経由する“各停”は日中2時間に片道1本程度の運行でとくに地元の利用者が多い。
いずれもリレーかもめ・西九州新幹線が走るルートに近いが、高速道路は比較的高い場所を通っているため、佐賀平野や大村湾を車窓から一望することができる。
バスの運賃は7月15日時点で博多・天神―長崎間が片道2620円、往復割引で4800円。鉄道(新幹線開業前)は博多―長崎間が運賃と指定席特急料金の合計で5590円。インターネット限定の割引きっぷ(2340~3150円)が用意されているため、鉄道はむしろ無割引のきっぷがかなり割高な印象だ。バスの所要時間は天神からであれば、昭和町・大波止までの所要時間が約2時間と健闘する反面、渋滞に巻き込まれた場合は時間が読めない難点もある。現時点でもバスと鉄道は一長一短がはっきりしていると言えそうだ。
九州急行バス「九州号」
前へ
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長崎駅前の県営バスターミナルに到着する
「九州号」(記者撮影)
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大波止経由の「スーパーノンストップ出島道路」は
バスターミナルの反対側に到着する(記者撮影)
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到着したスーパーノンストップ便
(記者撮影)
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県営バスターミナルを出発する「九州号」
(記者撮影)
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路面電車の軌道を渡って平和公園方面へ
(記者撮影)
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壱岐の蔵ラッピングの「九州号」
(記者撮影)
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長崎駅前は再整備工事のまっただ中
(記者撮影)
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嬉野ラッピングの「九州号」
(記者撮影)
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嬉野ラッピングの「九州号」
(記者撮影)
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福岡方面の平和公園バス停付近の「九州号」
(記者撮影)
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福岡方面から平和公園に到着した「九州号」
(記者撮影)
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高架になった長崎駅前。手前が新幹線、
奥が在来線の線路(記者撮影)
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在来線特急の「白いかもめ」も間もなく見納め
(記者撮影)
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新幹線の高架下をくぐる「九州号」。「白いかもめ」と共演
(記者撮影)
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新幹線の高架下をくぐる「九州号」。「白いかもめ」と共演
(記者撮影)
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嬉野バスセンターも昔ながらの建物
(記者撮影)
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嬉野バスセンターも昔ながらの建物
(記者撮影)
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嬉野バスセンターは温泉街に近い
(記者撮影)
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嬉野バスセンターを出発する「九州号」
(記者撮影)
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西九州新幹線の嬉野温泉駅
(記者撮影)
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西九州新幹線の嬉野温泉駅
(記者撮影)
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西九州新幹線の嬉野温泉駅
(記者撮影)
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左が博多バスターミナルを出発する「九州号」
(記者撮影)
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博多バスターミナルを出発する「九州号」
(記者撮影)
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博多バスターミナルを出発する「九州号」
(記者撮影)
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天神付近を走る壱岐の蔵ラッピングバス
(記者撮影)
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西鉄天神高速バスターミナル
(記者撮影)
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西鉄天神高速バスターミナル
(記者撮影)
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西鉄天神高速バスターミナル
(記者撮影)
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天神バスターミナルに到着する
「九州号」(記者撮影)
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天神バスターミナルを出発した
「九州号」(記者撮影)
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福岡市内の車庫に並ぶ「九州号」
(記者撮影)
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車庫は九州急行バス本社の近くにある
(記者撮影)
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「九州号」のバス車内は4列シートでトイレ付きだ
(記者撮影)
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車庫に並ぶ「九州号」。前面の漢字のフォントが渋い
(記者撮影)
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車体側面に運行区間と「九州号」の名称を描いている
(編集部撮影)
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車両はWi-Fiや充電用プラグを設置している
(編集部撮影)
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「九州号」の車体は赤と黒、灰色のラインが入る
(記者撮影)
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車庫に並ぶ「九州号」
(記者撮影)
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「九州号」の車種は複数ある
(記者撮影)
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