変な話ですが、「自分の持っている可能性の限界を見てみたい」でもいいですし、もっと単純に「お金持ちになりたい」でもいいのです。
少なくとも、真面目に設定したゴールであれば、じゃあ「自分の可能性ってなんだっけ?」イコール、「自分とは、という問い」とか、「どのくらいの年収を目指したいのか。それを実現できる職業は何か?」とか、現状の自分の立ち位置と比較していろいろと考えますから、行動にはつながるはずです。
そしてそういった漠然としたゴールやイメージに向かって、短期的な手段は環境等に応じて変えつつ着実に進んでいく。
そういったやり方のほうが、現時点においてはむしろしっくりとくるような気がします。
要は自分の時間とエネルギーをより効率的に使えればいいのですから、そのためにも冒頭で申し上げたような、自分なりの軸を早く持つべきなのです。
そういった自分なりの軸があれば、流行につられて不要な転職などをする必要もなくなりますし、ましてや行動にあたって迷いが生じる機会も減ってくるはずです。
無理にゴールを探さなくてもいい
世の中において不確実性が増せば増すほど、「これが正解だ」みたいなことを言うヒトが増えますから、いちいちそういった話に惑わされていると、先ほど申し上げた通りに、いつまでもフラフラと労働市場を彷徨ってしまい、「結局どこにもたどり着けないし、何者にもなれなかった」なんてことになりかねません。
TMさんは「長いゴールがない」とされてますが、恐らく仕事や職業という視点のみでの長期ゴール、ということを無理に探そうとしているからだと思われます。
しかしながら、職業人を取り巻く環境の不透明感や不確実性が非常に高い現状、しっくりと腹落ちする具体的な長期ゴールなんて持てなくて当然ですし、無理に持つ必要はありません。
それよりも、冒頭に申し上げたように、もっと大切な人生観やご自身の軸の探求を目指してみてください。
どんな生き方をしたいか。
これがないと、そもそも論として「どんなキャリア観を持つべきか」なんて本来は考えられないはずです。
そこを飛ばしてしまい、仕事だけを独立して考えてしまうから、余計に複雑になってしまうのです。
そのような考え方で、TMさんがご自身にとっての人生における正解、そしてそこから派生した仕事上で持つべきゴールを持ち、一歩一歩成長されるであろうことを応援しております。
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