ひろゆき指摘「幸せになれない人」の残念な考え方 人生では、能力や環境より「大切なもの」がある
つまるところ、幸せかどうかは、その人の考え方によることが大きいのです。『五体不満足』で知られる乙武洋匡さんは、かつて小学校の先生として勤めていましたが、僕は、これをよいことだなと思っています。
手足がないという、なかなかきついハンディキャップがあるのに、幸せに楽しく暮らしている。そんな大人を間近で見た子どもたちは、自分の人生において、考え方、捉え方がどれほど大切かを実感するはずですからね。
充実した素敵な人生がどこかにあるなんて、ただの誤解です
充実した素敵な人生というものがどこかにあって、それがどうにかすると手に入るのではないかと、一生懸命探すのは得策ではありません。
「これまで充実した人生を送ってきた」と胸を張って言える人もいるのかもしれませんが、むしろ、ほとんどの人が充実した人生を経験したことなどないのではと思います。その場合、現状の人生がずっと続くだけでしょう。
基本的には、日常が淡々と続いていくのが人生です。
毎日、冒険やイベントが起きるような生活は、テレビドラマや映画の中だけのお話です。
初めての仕事をするときには、どんな仕事も物珍しい経験ですから、刺激があります。むずかしくて四苦八苦したり、おもしろくてエキサイトしたりしますが、慣れると当たり前になりますよね。
たとえば僕にとって、テレビに出演する仕事は、もはや日常です。もちろん、その中にも「スタジオで一緒になった○○さんの話はおもしろかったな」などと、仕事の楽しさを感じる場面はあります。
ただ、それだけですよね。どんな仕事でも、どんな家庭でも、ただの日常なんですよ。
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