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親と「ちょうどいい関わり方」を保つためのヒント 余計なひと言を「わかりあえるひと言」に変える

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
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「心配しないで」と言いたくなることもあるかもしれませんが、親の思いを否定しても逆効果なだけ。「大丈夫だから」も、「大丈夫じゃないから言ってるのよ」と言いかえされることも。

とはいえ、人はそう簡単には変わらないので、「話せばわかってくれる」が通用しない親もいます。情報があるほど、親の心配材料は増えてしまうもの。

過干渉で困っているならば、重要な要件でない限り連絡しない、ときにはSNSも見られないようにする、「うんうん」と上手に受け流すなど、よけいな刺激をしない対処法も試してみてください。

親子関係にも「気遣い」は必要です

親が高齢になってくると、介護の問題を話し合っていく必要があります。仕事や住まいなどいろいろな理由で、子どもが介護するのは難しい場合もあるでしょう。

たとえそのつもりでいても、「将来は面倒みられないからね」「私は介護なんてできないから!」「何かあったら老人ホームに入ってもらうしかない」などと一方的に言われたら、親は深く傷つきます。

親にも考えがあるかもしれませんから、「将来のことも話し合わないとね」「老後のことはどう考えてる?」と先に聞いてみたほうがいいでしょう。お互いの希望や現状を伝えて、納得できるまで話し合っておくと、悔いや罪悪感が残りにくくなります。

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×よけいなひと言 「将来は面倒みられないからね」

◎わかりあえるひと言 「将来のことも話し合わないとね」

「親の面倒は子どもが見るべき」と考えて、人の助けを借りるのは「親不孝」だと思い込んでいる人も多いのですが、自分を犠牲にすると共倒れする可能性もあります。介護離職する人もいますが、親が亡くなると仕事も生きがいもなくなってしまうという問題も。

親の意向はもちろん大事ですが、まだ先が長い自分の人生のことも考えて。結論を急ぐと親を不快にさせることもありますから、お盆やお正月などゆっくり話せるタイミングで、意見交換だけでもしていると、いざというときにも冷静な判断ができるでしょう。

介護、さらには相続や葬式のことなど、たとえ想像したくないことでも、「事実」と「感情」は別にして事前にきちんと話をしておきましょう。

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