当局のインフレ抑制優先で世界の国債利回り低下 経済が軟着陸できるか否かは当局の統制外要因次第

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オーストラリア国債価格が23日の取引で上昇。市場では米リセッション(景気後退)への懸念で国債が買われており、世界各地の国債が値上がりした流れを引き継いだ。

指標の豪10年債利回りは一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して3.84%と、4日連続で下がる方向だ。低下幅は22日の米10年債利回りより大きかった。米国債は数年来の高利回りで魅力が高まっている。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が22日、上院銀行委員会の公聴会で、インフレが抑制されるまで利上げを継続していく考えを示したことを受け、米国債は3-7年物を中心に値上がりした。議長は経済のソフトランディング(軟着陸)について、金融当局が統制できない要因次第になるとの認識をあらためて示した。ユーロドル先物には次回7月会合の0.75ポイント利上げが織り込まれた。

 

ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同最高投資ストラテジスト、エミリー・ローランド氏は「パウエル議長はインフレとの闘いに制限を付けずに関与する姿勢を示している」とした上で、「問題はこうしたコミットメントの中で彼らがどの程度の経済成長悪化を受け入れようとするかだ。それはシーソーのようなものになるだろう。当局は今年、自らの使命の1つである物価安定にひたすら注力することになり、恐らくインフレ抑制に向け景気を瀬戸際まで追い込まざるを得ないだろう」と指摘した。

原題:

Global Yields Slide as US Recession Fears Revive Haven Demand(抜粋)

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著者:Liz McCormick、Garfield Reynolds

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