「ちむどんどん」黒島結菜が担う、広瀬姉妹の後釜 体育会の枠超え「「女であることの苦しさ」表現

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持ち前の運動神経に加え、演技面でも成長が著しい黒島結菜(写真:「ちむどんどん」公式サイトより)

彼女を擬音語で表現するならば「タタタッ!」。とにかく身軽で、運動神経がすこぶる良い印象が強い。爽やかなスポーツ少女という役どころも多いが、それ以上に伝わってくるのは「芯の強さ」。現在の朝ドラ『ちむどんどん』のヒロインを務める黒島結菜の話だ。平成から令和にかけて、着実に人気女優への坂道を駆け上っている黒島の魅力について、まとめてみる。

広瀬アリスと広瀬すずの姉妹は若手女優の中でも運動神経抜群。体幹がしっかりしていて反射神経もよいので、アクションもさまになる。が、すでにスポーツ万能少女の枠を超え、次なるステージに上がった感も。そこで黒島結菜の台頭である。

広瀬姉妹に次ぐ体育会系女優

『アシガール』(NHK・2017年)では、戦国時代へタイムスリップして大名家の若君(伊藤健太郎)に恋をする女子高生・速川唯役。「よくある話」と思うかもしれないが、意外と面白くて惹きつけられた。これはひとえに黒島のおかげだった。

そもそもの設定が、脚力以外にとりえがなく、恋愛にもオシャレにも興味のない女子高生。制服のままタイムスリップしたため、女性ではなく「足軽」に勘違いされる点、そして若君への恋心を「忠誠心」と「立身出世」で果たそうとする点が斬新だった。

見事な走力の黒島が野山を駆け抜ける姿にもまったく違和感がない。案外都合よく現代と戦国の世を行き来するのだが、文明の利器を持ち込んだ奇策でお馬番に昇格したり、お家騒動で命を狙われる若君を助けようと奮闘したり。

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