「親の愛情不足」感じる子に見えがちな3つの特徴 親は子にかける言葉を選び、頼み聞くのがベスト
・今までは「飲み物とって」だけだったのが、「リモコンとって」「お菓子もとって」と言う。
・先週買い物に連れてったばかりなのに「まだ足りない、もっと買いたい」「今週も来週も連れてって」と言う。
・断ると、かんしゃくを起こしたり暴れたりする。
こういった場合、注意しましょう。なぜなら、子どもは親にお願いを聞いてもらうことで、無意識に愛情を確かめているからです。
前述したように、愛情不足とは「自分は親から愛されていないかも?」と不安になっている状態です。そのため、自分の要求を聞いてもらえるかを確かめるために、甘える頻度が増えています。
わざと手のかかる行動を取る点にも注意
甘える頻度が増えたとき、親ができる限り要求を聞いてあげれば、子どもはまた元の状態(愛情不足ではない状態)に戻ります。しかし、仕事や家事の忙しさから、なかなか聞いてあげられないと、さらに状況が悪化します。すると子どもは、理不尽な要求(わがまま)をするようになります。
親が仕事で忙しいのに「今日仕事休んで、買い物に連れてって」と言ったり、無理だとわかっているのに「50万円のゲーミングパソコンを買って」「ブランドのバッグ買って」と言ったりします。子どもの気質によっては、「買い物連れていけ」「バッグ買ってこい」などと言葉遣いが乱暴になることもあるでしょう。
この場合、さすがに子どもも「この要求を聞くのは難しい」とわかっています。ただ「こんなわがままを言う私でも、親は愛してくれるかな?」と試す感覚や、要求を聞いてもらえないイライラから言っているのです。家だけではなく、学校でもわざと先生に迷惑をかけているかもしれません。
子どもの気質によっては、わがままではなく、気力が低下することもあります。「どれだけお願いしても、うちの親はどうせ聞いてくれない」「私は誰からも愛されていない」と感じるため、自分の未来に希望を持てなくなるからです。すると生きることに無気力になって、朝起きられなくなったり、学校に行けなくなったりします。
中学生の場合「高校はどこに行く?」と聞くと「知らん」「どうせ受からないから受験しない」と言うこともあるでしょう。自分の人生に投げやりになっていたら、注意が必要です。
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