レンタカーより楽しい、「沖縄路線バス」の世界 路線図を見ていると「ちむどんどん」してくる?

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まず、沖縄の路線バスのお得な利用法だ。

【バス旅のポイント:周遊パスがお得】
<沖縄路線バス周遊パス>
・観光客(県外客)限定
・琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バスの4社のバスに乗り放題(高速バスや村営バスは対象外)
・1日券(2500円)と3日券(5000円)の2種類
・+500円でゆいレール1日パスの追加ができる。
・那覇空港の観光案内所をはじめ那覇バスターミナルなど指定の売り場で購入可能

ただしこのパス、金額的には那覇近辺だけを旅するには不向き。相応の移動距離がある場合に有用である。11月は名護に行った日のみ1日券、2月は3日券を購入した。

「ゆいレール」の切符はQRコード

2021年11月12日午前、晴天の那覇空港に降り立った。

観光案内所にてバスマップを受け取る。試合は翌日のため、この日は予定がない。まずは沖縄で唯一の鉄道(モノレール)、ゆいレールに乗った。交通系ICカードが使えて便利だ。

切符も買えるが、自動改札にはその挿入口がない。切符に印刷されたQRコードをかざす仕組みなのだ。私自身、交通系ICカード導入前に切符でゆいレールに乗ろうとした際、戸惑ってしまって気がつくのに時間がかかった。

2019年10月1日に開業した未乗区間の首里―てだこ浦西間を乗車。高いところから街を眺め、快調に終着駅に到着した。駅前は閑散としていてこれといって何もないので、首里まで戻る。

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