復興号は1980年代、
冷房客車としては莒光号や「観光号」(廃止)が以前から存在したものの、
近年は東部幹線での運行が中心となり活躍の幅を狭めていたものの、復興号の客車は多客期の増発列車や南部経由で東西を結ぶ南迴線の区間車(各駅停車)などで活躍したほか、災害で道路が不通となった際の臨時運行や徴兵で入隊する兵士の輸送、中国大陸からの団体ツアー客の移動までも担い、「必要があれば駆けつける」といわれた機動力で鉄路の安定を支えてきた。
低運賃で利用者からは好評
実際に利用者からは、「低運賃で学生時代は帰省の際に重宝した列車」「通勤の際、リクライニングもできて快適な車両だった」といった声が聞かれ、長距離、短距離の移動にかかわらず民衆の思い入れの深さがうかがえた。
とくに、復興号として最後まで残った日曜日のみ運転の691次列車は、東部の花蓮を出ると台北の松山駅まで約2時間半で直行し、自強号と30分程度しか変わらない所要時間ながら、運賃はその6割で「乗り得列車」として親しまれてきた。
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【「自強号」用電車のEMU1200型】
