城西国際大がエイベックスと提携、新設の映像芸術コースでダンス人材育成へ

城西国際大がエイベックスと提携、新設の映像芸術コースでダンス人材育成へ

学校法人城西大学(東京都千代田区)とエイベックス・グループ・ホールディングス傘下のエイベックス・プランニング&デベロップメントは27日、エンターテインメント分野における人材育成に関する包括的な連携協力協定を結んだ。城西国際大学(千葉県東金市)メディア学部に新設される映像芸術コースで、エイベックスの開発したストリートダンスの教育プログラムが導入される。

城西国際大学の映像芸術コースは映画、映像、芸能、音楽などエンターテインメント分野の人材育成を目的に、東京都千代田区をキャンパスとして4月から新設される。同コースのカリキュラムに「エイベックス・ダンスマスター」プログラムを取り入れ、エイベックスから派遣された現役ダンサーを含むダンス指導者にダンス実技の教育を受ける。

エイベックスは自社で優秀なダンサーの発掘・育成に力を入れるほか、任意団体「日本ストリートダンス協会(JSDA)」も主導。「ダンサーとして食べていける世界づくり」(エイベックス・プランニング&デベロップメント青木義人社長)を目指し、雇用の場の創出などにも積極的に取り組んでいる。ダンス教育という点では、直営の「エイベックス・アカデミー」4校のほか、全国のスポーツクラブなど100カ所以上に「エイベックス・ダンスマスター」のプログラムをライセンス提供し、未就学児童から大人まで、受講生の総数は1万人を超えるという。

子どもの「習いごと」としてダンス人気は近年高まっているが、12年度からは中学校の体育教育にダンスが必須科目として取り入れられ、学校教育現場でのダンス指導者という人材需要が生まれている。教育課程を持ち、かつエンタメ分野で実践力となる人材教育を標榜する城西国際大学にとって、エイベックスとの提携は学生獲得への大きなアピール点となる。

一方、エイベックスにとっては、大学教育に同社のプログラムが正式に取り入れられるのは初めて。「今回の産学連携を機に、ダンスを通じた新しい産業づくりをさらに進めたい」(青木社長)としている。

(勝木 奈美子 =東洋経済オンライン)

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