
ささき・としなお 1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科中退。毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年からフリー。『キュレーションの時代』『レイヤー化する世界』など著書多数。近著に『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』。(撮影:尾形文繁)
「ノマドワーキング」「キュレーション」の言葉を日本に広めたことでも知られる、ジャーナリストの佐々木俊尚氏。クラウドを活用したデジタルツール仕事術の極意を聞いた。

──デジタルツールを取り入れることで仕事にどのような変化がありましたか。
Word、Excelが入ってきたのは1つの革命だったが、その後の顕著な変化はクラウドだ。クラウド登場以前はWordで作成した文書などをパソコン(PC)のハードディスクに保存していた。高価なソフトウェアやアプリケーションを買わなければならないし、PCが壊れたらデータが消えてしまうという問題もあった。
オフィスワーカーに普及してきたのはここ3~4年かもしれないが、私は10年以上前からクラウドを使っている。大半のアプリが月額課金もしくは無料に変わり、お金がかからなくなった。スマートフォン、PC、タブレットいずれからでもアクセスできる環境となったという意味でも、デジタルツール活用を革命的に変化させた。
──佐々木流クラウド活用術のポイントを教えてください。
「あらゆるものをデジタル(データ)化」したうえで、クラウドサービスを駆使するのがポイント。
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