創業4年のベンチャー・タイミーの経営に、DeNAの守安功前社長兼CEOが参画。業界内外を驚かせたが、本人にとっては「違和感のない選択」だという。
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「ど真ん中」でサービス改善
――2021年4月にDeNAを退職されました。次のキャリアとしてスタートアップを選んだ理由は?
DeNA創業当時からの盟友・渡辺雅之の紹介がきっかけ。彼は8月にタイミーの社外取締役に就任したが、その前に「面白い会社を手伝うことになった。一度、話を聞いてみてほしい」と言われて、この3月に小川さんと2人で食事をすることになった。
小川さんには当日、その日のうちに「常勤で働いてほしい」とオファーをいただいた。普通なら初対面の人に対し、もう少し様子を伺うものだろうが、小川さんはピンポイントでズバッと。アグレッシブで面白いなと思いました。
――24歳のCEOと一緒に働くことになりましたが。
私が48歳なのでダブルスコア。自分の子ども世代だけど、僕が幼いのか小川さんが大人なのか、ぜんぜん違和感なく話ができるし仕事もできる。今回のオファーは、24歳だからこそできた決断かもしれない。例えば34歳とかだったらいろんなものを見ているから、いろんな意味で考えてしまうんじゃないか。
――小川代表はDeNAの南場智子会長とも交流がありますが、今回の人事に関係していますか?
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