躍進アンドパッド、幹部に「銀河系軍団」の思惑 各界のスターが経営参画、業容拡大へアクセル

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

大化けする「すごいベンチャー」はどこだ。毎年恒例、『週刊東洋経済』での最新100社の発表を前に、過去の「すごいベンチャー」選出後に急成長した企業のリポートや注目投資家のインタビューを随時掲載する。

アンドパッドの稲田武夫社長(右)と植野大輔上級執行役員CMO。植野氏はファミリーマートのスマートフォン決済「ファミペイ」の立ち上げ指揮を執った人物(提供:アンドパッド)

特集「すごいベンチャー100 2021年版」の他の記事を読む

「あの植野大輔さんがアンドパッドに移ったと聞いたが、本当なのか」

今年初め、小売業や建設業の関係者がざわついた。植野氏は、ファミリーマートでデジタル戦略部長としてスマートフォン決済「ファミペイ」の立ち上げ指揮を執った人物として知られる。その‟大物”が2021年1月、建設プロジェクト管理アプリ「ANDPAD」を展開するアンドパッドの上級執行役員CMO(マーケティング責任者)に就任したのだ。

三菱商事やボストンコンサルティンググループ、そしてファミリーマートを経た植野氏は、2020年3月に独立し、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援企業を立ち上げたばかりだった。

稲田社長「僕はもう、決めていますから」

次ページメルカリから幹部を招聘
関連記事
トピックボードAD