四半期ベースで販売台数が初めて20万台を突破し収益は過去最高。いくつかの数字を見るとテスラが大きな壁を越えたことがわかる。
電気自動車(EV)メーカーのテスラが大きな関門を越えた。
7月27日に発表されたテスラの2021年4~6月(第2四半期)決算は、営業利益が13.1億ドル(売上高比率11%)、純利益が11.4億ドル(同9.6%)と、いずれも四半期で初めて10億ドルを突破した。
四半期ベースの黒字額が単に大きくなっているだけではない。利益の“質”も変わってきている。
クレジット収入依存からの脱却
これまでテスラが四半期ベースで黒字化したことはあったが、そのほとんどは規制クレジット(排出権)収入に依存していたからだ。その分を除くと実質的な純損益は赤字が大半だった。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら