マック"異物混入"、3時間釈明会見の全容 「個別の申し出は公表せずに対処している」

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――過去と比べて、このような異物混入のケースは増えているのか。

その点についても、数字について申し上げることは控えさせていただく。

――具体的に公表した事例などは過去にあるのか。

数年前にキャンペーンでMP3プレーヤーを配布したが、それがウイルス感染の可能性があるということで、公表してリコールを実施した。(フードメニューでは)ここ数年間は公表した事例はない。

これまでに100件の問い合わせ

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今回、異物の混入が明らかになった商品群(撮影:今井康一)

――今回の問題が明るみになったことで、現時点での客足への影響は?

現在、この問題によって大きな影響が出ているかというと、そういう状態ではない。今後についてはお客様の行動に影響を与えてしまうことはありうると考えているが、それが全体にどういう影響を及ぼすかについては、今後の動向を見ながら判断していく。

――問題発覚以降、苦情の電話などは相次いでいるのか。

5日で20件、6日に80件ほど問い合わせがあった。厳しい意見もあれば、頑張ってほしいという声もあった。

――今回の件についてカサノバ社長はどのように受け止めているのか。

カサノバとは当然のことながら連日情報交換をし、必要な経営判断に彼女も加わっている。カサノバ自身も、今回のことでご迷惑をかけた消費者の皆様にお詫びの気持ちを示している。併せて、この件を含め、われわれの食の安心・安全に対する信頼を回復すべく全力を尽くしたいと述べている。

――カサノバ社長が帰国後に公の場で説明をする予定はないのか。

現時点でそのような計画はない。

又吉 龍吾 東洋経済 記者

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またよし りゅうご / Ryugo Matayoshi

2011年4月に東洋経済新報社入社。これまで小売り(主にコンビニ)、外食、自動車などの業界を担当。現在は統括編集部で企業記事の編集に従事する傍ら、外食業界(主に回転ずし)を担当。趣味はスポーツ観戦(野球、プロレス、ボートレース)と将棋。

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