東海の中堅スーパー「バロー」が快進撃、強さを支えるPB商品の破壊力

しかし、バローが越えなければならないハードルは多い。バローは特売を武器とするハイ&ローの販売手法から毎日低価格(EDLP)への転換を考えている。PB商品の開発もその政策の一環。特売を知らせるチラシ広告も従来の週3回から、1~2回へ減らしている。それでもチラシをゼロにして、EDLPへ完全移行できるメドはまだ立っていない。

「最終的に目指すところはEDLPだが、今はハイ&ローとEDLPのいいところをそれぞれ採用するやり方がよい」(中村専務)。それはおそらく、破壊力のあるPB商品を軸に日本仕様のEDLPを実現させる、ということなのだろう。ウォルマートでさえいまだ超えられないハードルである。

◆バローの業績予想、会社概要はこちら

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(週刊東洋経済2011年1月22日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

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