親族内承継では、いかに節税するかがカギを握る。そのテクニックを紹介しよう。
事業承継はすべてのオーナー経営者にとって避けられない問題だ。自分がこれまで育ててきた会社の価値をいかに残すか。資産をいかに引き継ぐか。そして、一緒に頑張ってきた従業員たちをいかに守るか。こうした課題のすべてが事業承継の巧拙に関わってくると言っても過言ではない。
今はまだ引退を考えていない経営者でも、いつかはその問題に直面する時が来る。であれば、早い段階から計画を立て、ベストなタイミングで最良の選択をすることが重要だ。
とはいえ、これまでまったく考えてこなかったという経営者も少なくないだろう。そこでパート2では事業承継のタイプ別に、お得に会社を引き継ぐノウハウやマル秘テクニックを徹底解説していく。知識を身に付け、上手に事業承継を行ってほしい。
「承継のラストチャンスがやってきた」。親族内承継を進めている60代の中小企業社長は、新型コロナウイルスの影響で落ちていく売り上げを見ながら、そうつぶやいた。
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