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躍進の立教・明治、伸び悩む名門・中央法 Part2|MARCHの実力

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入試難易度、人気、大学ランキングや研究力。5校の実力やいかに。

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偏差値40年史|飛躍する国際系学部

「中央法学部のライバルは早稲田法学部ではない。東大法学部だ」。中央大学の同窓会組織、学員会本部の大木田守・副会長(中央法卒)はそう語る。

名門法学部として法曹界に多くの卒業生を送り出してきた中央法学部。かつては司法試験の合格者数で早稲田を上回り、東大と伍してきた実績を持つ。偏差値でも過去30年にわたり、MARCHの中でもトップを走り続けてきた。その構図がいま、大きく崩れ始めている。

MARCH全54学部のうち、入試偏差値の頂点に立つのは立教大学の異文化コミュニケーション学部だ。2019年の入試偏差値は75(以下、すべて進研模試のデータ)。新設にもかかわらず、立教の異文化コミュニケーション学部は12年に中央法学部と並び、17年には逆転した。中央法学部が難関であることは間違いないが、MARCH内で「1強」の時代は過ぎ去った。

08年に開設された立教の異文化コミュニケーション学部は、英語での議論やリポート執筆などを通じ外国語の運用能力を上げ、「海外留学研修」を必須にしている。卒業生は外資系企業に就職するなど、グローバル社会で活躍できる人材を輩出している。

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