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名駅エリア活況続く、新規供給は限定的 名古屋|トヨタ依存経済という足かせ

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2027年のリニア開業に向けて開発は進むが、大規模計画は少ない。

2027年リニア開業に向け開発が進む名古屋駅周辺(まちゃー / PIXTA)

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2027年にリニア中央新幹線(品川─名古屋間)が開業する予定の名古屋。今年1月には名古屋市が「名古屋駅駅前広場の再整備プラン(中間とりまとめ)」を公表し、街づくりの方向性を示した。

このプランを基に現在、市民から駅前広場の再開発アイデアを募集している(6月28日締め切り)。名古屋駅(名駅)の東側と西側それぞれが対象で、選ばれたアイデアは後日、応募者がプレゼンテーションし、再開発計画の参考にされる。

さらに名古屋─大阪間のリニアが45年に開業すれば、東京・名古屋・大阪の3大都市が一体となったスーパーメガリージョン(巨大都市)の中心地となる名古屋市。「駅と街をつなぐ駅前広場の再整備を通じて、象徴的な名古屋の顔づくりを推進していく」(鶴田法仁・名古屋市住宅都市局リニア関連・名駅周辺開発推進課主幹)。

高層ビルが並ぶ駅東、開発が進まない駅西

名駅は東側と西側で状況が大きく異なる。

東側は「豊田・毎日ビルディングミッドランドスクエア」「大名古屋ビルヂング」など高層ビルが立ち並ぶ。オフィスや商業施設が集まっており、まさに「名古屋の顔」だ。

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