8位のコカ・コーラの増配年数は52年。ライバルのペプシコは、それより10年短い42年だ。設立はコカ・コーラが1886年でペプシコが1898年。増配年数の違いはおおむね設立年の違いということになろうか。
永遠のライバル ペプシコVSコカ・コーラ
ただ、全米でのシェアはペプシコが上だ。スナック菓子、清涼飲料水ともにペプシコが全米1位のシェアを誇る。米証券取引委員会(SEC)に提出する年次報告を見ると、ペプシコは国内シェアの円グラフをフルカラーで載せているのだが、コカ・コーラはまったく触れていない。
比較広告などによる両社の戦いは、折に触れ報道されてきたが、競争が始まってからすでに100年以上経っており、永遠のライバルといったところだろう。連続増配についても、どちらかが継続している間は、両社とも無理にでも継続しそうだ。
20位以下を見てみよう。20位には、第2回目の「従業員数ランキング」でダントツだったウォルマート・ストアーズが入っている。
同じ順位には、マグロウヒル・フィナンシャルやVFといった企業がいる。マグロウヒル・フィナンシャルは、格付け会社として有名なスタンダード&プアーズの親会社。また、VFはジーンズの「リー」、アウトドアウェアの「ノースフェイス」やブーツの「ティンバーランド」などを展開する米最大手のアパレルメーカーである。不振が伝えられる29位のマクドナルドも、連続増配38年とかなり長い。
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