──展開しているビジネスの概要について教えてください。
実業のメインは高級輸入時計卸・小売りで、日本で3番目の時計宝飾店となる。ここだけで年商50億円を超えている。予備校「みすず学苑」や家賃収入も加えると年商は86億円だが、出版業を加えると110億円を超える。その他の事業や公益活動も加えたら、国内で250億円くらい。大企業ではないが、中堅の事業体といったところだ。
──宗教の教祖でありながら、実業家の顔も隠しません。
生きた宗教とは、時代を反映し、同時に時代を超える普遍性があるもの。現代のわれわれは民主主義、自由経済、国際社会の時代に生きている。だから、ワールドメイトの運営は民主的な総代会で決まっていて、支部代表者も選挙で決めている。私が死んでも、存続するようになっている。
国民の8割がサラリーマンやOLなので、私自身もビジネス社会に身を置き、会社経営を続けることにしている。10円のありがたさ、100円の尊さがわかってこそ、ビジネス社会で人が何を求め、何に苦しんでいるのかが肌で感じられる。庶民に寄り添った生きた宗教ができるというわけだ。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら