おカネはため込まずに思い切って国内に投資を--菅首相が経済人に新年のメッセージ

おカネはため込まずに思い切って国内に投資を--菅首相が経済人に新年のメッセージ

日本経済団体連合会、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体は5日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで新年祝賀パーティを開催した。3団体を代表して岡村正・日商会頭があいさつ。その後、菅直人首相が会場に駆け付け、居並ぶ経済人に向けてあいさつした。

菅首相は「内向きの状況が続けば、日本はアジアの小さな国になってしまう」としたうえで、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をはじめとする貿易の自由化について、「いろいろな課題があるが、それを乗り越えて突き進むことなくしては日本の再生はない」と強調した。

また、「経済人の皆さんは、せっかく大きく努力して稼がれたおカネをため込むのではなくて、思い切って国内に投資をし、有能な人材をどんどん雇用する、攻めの経営をお願いしたい」とのメッセージも送った。

--菅首相のあいさつは以下のとおり。

皆さまあけましておめでとうございます。2011年。いよいよこの年が明けました。私はこの2011年は日本に、あるいは世界にとって大きな分水嶺だと感じております。

昨日の年初の記者会見においても私が目指す国のあり方の理念として「平成23年を平成の開国の元年にする」「最小不幸社会の実現を目指す」「不条理を正す政治を実現する」という3つの考え方を提示させていただきました。

本日は、日本商工会議所の岡村正会頭、経団連の米倉弘昌会長、経済同友会の桜井正光代表幹事をはじめ、日本の経済界を代表される皆さんの集まりであります。まさに今、日本が明治と戦後に続く開国が必要であることをもっとも実感されているのは皆さん方だと思っております。

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