米株大幅続伸、ダウ421ドル高 オラクル好決算受け、ハイテク株に買い

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 12月18日、米国株式市場は大幅続伸して終了した。写真はニューヨーク証券取引所(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日の米国株式市場は大幅続伸して終了した。前日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けた買いが続いたほか、ソフトウエア大手の米オラクル<ORCL.N>の好決算を受けハイテク株が買われたことが相場を押し上げた。

1日の上昇率としてはS&P総合500種が2013年1月以来、ダウが2011年12月以来の大きさとなった。

ダウ工業株30種<.DJI>は421.28ドル(2.43%)高の1万7778.15ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は104.09ポイント(2.24%)高の4748.40。

S&P総合500種<.SPX>は48.34ポイント(2.40%)高の2061.23。

オラクルは10.2%高。ハイテク株ではアップル<AAPL.O>も3%上昇し、S&Pハイテク株指数<.SPLRCT>は3%高となった。

ドラッグストアのライト・エイド<RAD.N>は11.9%急騰。市場予想を上回る四半期決算や来年の業績見通し引き上げが好感された。

サラーン・キャピタルのアダム・サラーン最高経営責任者(CEO)は「今週は市場の流れが大きく変化した。金融緩和で市場にあふれている資金による取引が前面に出たが、その勢いは非常に強く、すべての懸念を吹き飛ばした」と述べた。

この日発表の米経済指標はまちまち。週間失業保険申請件数は予想を下回り、労働市場の回復継続を示したが、12月のサービス業PMIとフィラデルフィア地区連銀業況指数は成長鈍化を示唆する内容だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約87億株で、月初来平均の75億株を上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2522で下げ589(比率は4.28対1)、ナスダックが上げ2093、下げ655(3.20対1)だった。 

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         17778.15(+421.28)

前営業日終値    17356.87(+288.00)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4748.40(+104.09)

前営業日終値    4644.31(+96.48)

S&P総合500種<.SPX>

終値         2061.23(+48.34)

前営業日終値    2012.89(+40.15)

*内容を追加します。

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