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幸之助を読まなきゃ損する3つの理由 経営コンサルタント 小宮一慶

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幸之助を20年毎日読んでる人気コンサルタント小宮一慶が全力解説

こみや・かずよし●1957年生まれ。京都大卒業後、東京銀行を経て、96年に小宮コンサルタンツを設立。(撮影:今井康一)

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私は毎日、寝る前に松下幸之助さんの『道をひらく』を読みます。数ページずつ読む習慣を20年続けていますから、もう100回は読んだでしょう。

幸之助さんの教えについて解説した本も過去2冊出しています。

それほど熱心に昭和時代の人の本を読んで何のためになるのか、と感じる人もいるかもしれません。私がセミナーなどで幸之助さんの本を薦めると「今さら幸之助なんて」という反応をする人もいます。しかし幸之助さんの考えは、人生を実り豊かにするうえで十分通用するのです。

稲盛和夫さん(京セラ創業者)が提唱した「成功の方程式」を知っていますか?

仕事や人生における成功の要因を定式化し、「仕事の成果」=「熱意×能力×考え方」とした経験則です。このうち「熱意」と「能力」は0から100までの値を取り、「考え方」はマイナス100から100までの値を取るとしています。

つまりこの式は、いくら能力や熱意が低くても、成果がゼロ未満になることはないが、考え方が間違っていると熱意や能力がすべて無になるどころか、逆効果でマイナスになることを意味しています。

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