500世帯以上が住み、年間に億単位、時には数十億円単位の管理費や修繕積立金などを動かす大規模マンションの管理組合。管理の苦労と本音を理事長たちが語る。
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──ご参加の皆さんの中には管理会社の変更(リプレース)に踏み切った方が多い。
A 最初の管理会社は「初めてメガマンションを手掛けるので、管理のノウハウがない」と平気で公言する会社だった。防災マニュアルは、複数のマンションで使い回し。階数も規模も違うマンションの図が書いてあったりして何の役にも立たない。フロント(管理会社の担当者)のレスポンスは悪いし、警備員はあいさつもまともにできない。フロントを4回替えたが改善されなかったので、会社のオペレーションに問題があると判断してリプレースした。
C うちなんて、行政から地域防災拠点の指定を受けていたのに、使い回しどころか防災マニュアルそのものがなかった。
D そもそもサービスレベルが低かったうえに、フロントが管理費の使い込みをした。だからリプレースをしたのに、怪文書を流されるなど妨害工作をしてきて驚いた。
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