InstagramがTwitterを上回ったのはナゼ? リアルタイム情報にメディアも注目
Instagramは12月10日、月間アクティブユーザー(MAU)が3億人を突破したと発表した。2014年3月に2億人を突破したとの報道があったことから、9カ月でMAUが1億人増加したことになる。
Instagramはモバイルに特化した写真共有サービスだ。当初iPhoneアプリからサービスをスタートし、撮影した写真をプリセットされたフィルターで加工し、手軽に『良い雰囲気』の正方形の写真を作成・共有することができる。
MAUが3億人を突破したとの発表とともに、最新の状況を紹介している。2010年10月6日、これまでに写真は300億枚共有され、1日の平均写真共有数は7000万枚、そして毎日の写真への「いいね」は2億5000万件となっている。70%以上が米国外のユーザーだ。
Facebookに買収、Android対応や写真加工機能の強化、写真付きのプライベートメッセージへの対応など、アプリの多機能化は進んでいる。しかし高機能化するアプリにしては珍しく、今現在でも写真を撮影して加工し、共有するという操作をシンプルに行える。
プラットホームとしての信頼性を強化するため、TwitterやGoogle+にすでに採用されている「認証アカウント」を導入し、有名人の本物のアカウントを見分けられるようにする。また、スパムアカウントの削除にも取り組むという。
Twitterを上回った?
各国の報道では10月末の時点で2億8400万人だったTwitterを上回ったという文脈で報じられている。Twitterも、10月末の時点で5%の成長を報告しているが、Instagramの成長スピードはそれを3倍ほど上回ったことがわかる。
Twitterは140文字の短い投稿を共有するサービスで、こちらも世界中で人気がある。
Instagramがスマートフォンアプリとしてスタートしたのに対し、TwitterはiPhoneが登場するわずかに前の2006年に立ち上がっており、その後モバイルアプリや様々なサードパーティーのサービス・アプリで利用されるようになった。
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