有料会員限定

相場急変時には悲惨なFX 外貨預金より低コストだが

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
拡大
縮小
スイスフランショックでは破綻する海外FX会社も出た(ロイター/アフロ)

特集「本気で考える 海外移住&資産運用」の他の記事を読む

外貨預金に外貨MMF(マネーマーケット・ファンド)、外貨建て債券、そしてFX(外国為替証拠金取引)──。外貨に投資する方法はさまざまだが、とりわけ個人の支持を集めているのがFXだ。

FXといえばレバレッジ。自己資金(証拠金)の最大25倍の金額で取引できる反面、損する額も大きくなることはよく知られている。一方でメリットについて、きちんと説明できる人はどれだけいるだろうか。

外貨投資には為替手数料というコストがかかる。FXのそれは、外貨預金などに比べてかなり低い設定だ。また、FXでは顧客が通貨を売買する際のレートをFX会社が提示している。ドルだと買いが1ドル=119.028円、売りが119.025円といった具合だ。この両レートの差である「スプレッド」はFX会社の収益源なのだが、ドル・円だと0.3銭程度。投資家にとっては、このスプレッドの小ささは売買にかかるコストがゼロに近いに等しい。

ほかの外貨建て商品に対する優位性はコストだけではない。取引できる通貨ペアの種類は非常に幅広く、米ドルと豪ドルなど円以外の通貨ペアの取引も可能だ。また、レートは常時提示されており、ほぼ24時間、いつでも自由に取引できる。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
本気で考える 海外移住&資産運用
サラリーマン投資家が語る
費用と手間が想像以上
海外投資の税の基本
東南アジアに熱視線
外貨預金より低コストだが
REIT
REIT
債券
債券
株式
株式
海外投資 虎の巻
Part2 海外資産運用編
永住権の取得には高い壁
もう行きたくない また住みたい
人気の海外移住先で暮らす!
人気の海外移住先で暮らす!
人気の海外移住先で暮らす!
人気の国はどこ? 移住先を決める基準に変化
海外一流大学へのパスポート
真の狙いは教育移住
Part1 海外移住編
円安・インフレに「脱ニッポン」で備える
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料法人プランのご案内