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海外不動産投資は新興国の「成長を買う」 東南アジアに熱視線

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(1)プテリハーバーにはヨットが多数係留しホテルなども開業済み (2)5年前の同ハーバー。急ピッチで開発が進んだ (3)建設が進む日本人購入者が7割のコンドミニアム (4)海峡沿いには大量のコンドミニアムが供給される予定

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不動産は、長期的かつ安定的な収益源として期待できる投資先だ。価値が大きく下がったとしても、株式のように紙くずとなって何も残らないということはない。ただし急速な人口減少が進む国内では、都心など一部を除くと有望な物件は限定的だ。そのため投資家の間では、長期的な円安トレンドを予想する向きも相まって、海外不動産への興味が高まっている。

都内では平日午後や週末になると、海外不動産投資セミナーが各所で開かれている。そのようなセミナーの一つをのぞいてみた。参加者は20人ほど、30~40代が中心だろうか。耳を傾ける参加者に講師が熱心に説く。「今はとにかくフィリピン、フィリピン。今が『買い』の時です」。

過剰なあおりにも聞こえるが、フィリピンブームは確かに起きているようだ。住宅・不動産専門サイトを運営するオウチーノは、海外不動産物件の紹介を昨年開始。第1弾としてフィリピン・セブ島のホテル(一室を投資運用する)を取り上げた。

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