トヨタがインド攻略小型車「エティオス」発表、出遅れ挽回の切り札となるか

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--価格については強気との印象もあるが。

(先行して販売している)カローラについては「品質はいいが高い」という評価を受けていた。エティオスはスターティングプライスが安いところにあるうえ、上級グレードもあるので選択の幅が広がった。お客様の幅が広がると思っている。

--日産などインドで大規模な投資をスピーディに決断しているが、トヨタはインドで何を重視するのか。

日産のやり方は知らないが、トヨタは「道がクルマをつくる」と考えている。グローバル車種と一言で言っても、クルマが走る道やお客様のことをじっくり理解しないと評価されない。

 トヨタの展開が決して遅いということはなく、商品の開発や人材育成にかける時間をいただいたということ。エティオスが売れていくことで、クルマをつくる人材、アフターサービスする人材が育っていくのを見て、再度ご評価いただきたい。

--ほぼ同時期にインドに進出した現代自動車に比べて、シェアなどで大きく見劣りしているが、どう見ているか。

トヨタのインド進出は1997年から。そこから今までのインド事業への取り組みと、今日これからは違う。一番の違いは、やっとインドに適したクルマの開発ができたことだ。

エティオスというクルマはインドのお客をよく研究してつくられた。クルマとともに市場をつくり、お客様との絆を育てていく、そして私たちのビジネスも拡大していくという流れができればよい。

--社長はエティオスを運転してみて、どう感じたか。

軽いという感覚を持った。インドの道に軽やかに対応できるのでは。軽いということは燃費にも有利だ。また、正面から見ると笑顔に見えるデザインだが、長く使ってもらえるお客にとっては、いろいろな表情を楽しめるクルマになっているのではないか。

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西村 豪太 東洋経済 コラムニスト

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にしむら ごうた / Gota Nishimura

1992年に東洋経済新報社入社。2016年10月から2018年末まで、また2020年10月から2022年3月の二度にわたり『週刊東洋経済』編集長。現在は同社コラムニスト。2004年から2005年まで北京で中国社会科学院日本研究所客員研究員。著書に『米中経済戦争』(東洋経済新報社)。

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