「目標を言葉で書く」こそが成功を引き寄せる理由 成功したリーダーや大金持ちの共通点とは?

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従業員と個別に面談を行い、目標設定について話をすると、従業員の士気が上がり、さらにパフォーマンスも向上する。

私の会社のあるトップクラスの社員は、6年前に入社したとき、仕事の目標も、人生でやりたいことも特にないという状態だった。しかし勉強熱心ではあったので、私の教えを貪欲に吸収し、最終的に92個の目標を決めて実際に行動を起こした。そして6年以内に、92個のうち83個をすでに達成している。

目標はあいまいではいけない。理想の現実を創造するには、理想の未来を鮮明に色づけして、視覚化する必要がある。

「お金持ちになりたい」や「健康になりたい」だけでは不十分だ。どちらも単なる出だしの一文でしかなく、そこから目標の詳細な描写につなげていかなければならない。新しい目標を決めるときは、必ず次の3つの質問に答えるようにしよう。

目標設定に必須な3つの質問

1.そのモノ、あるいは経験は、実際に受け取ったら具体的にどんなふうに見えるだろう?
2.それを達成するまでにどれくらいの時間がかかるのか?
3.それを達成したときに自分はどう感じ、どう行動するか?

答えの例をあげよう。

私はお金持ちになりたい。まず今年の年収を5万ドル増やすことを目標にし、どんなに遅くても今から4カ月以内に達成する。その5万ドルが手に入ったら、私は安心、幸せ、喜びを感じるだろう。家族を養い、借金を返すことができる。

目標を決め、目標を達成した自分を鮮明に思い描けば、人生のチャンスを増やすことにつながる。目標を達成する「方法」を理解しておく必要はない。

ただ、自分がほしいものと、それを手に入れたときの自分の気持ちを、明確にイメージしておけばいいだけだ。

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