会社員なら知っておきたい将来減る「3つの収入」 これらを当てにせず将来設計することが大事

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会社員なら知っておきたい、将来的に減る可能性のある「3つの収入」について解説します(写真:タカス /PIXTA)
いま、将来への不安から「お金の増やし方」の本が人気です。しかし、そのほとんどは「投資」を勧める本です。たしかに投資でうまくいけば、大金を手にできるかもしれませんが、なかにはリスクが怖くて一歩踏み出せない人もいます。
「お金を増やす方法は投資や倹約だけではありません」と語るのは、お金の知識を活かしてセミナーや記事執筆を手がける、社労士・FPであり、元保険販売員でもある佐藤敦規さんです。「給付金や年金といった便利な仕組みをフル活用することで、リスクをかぎりなく抑え、堅実にお金を増やしていけます」。本稿では佐藤敦規さんの著書『リスクゼロでかしこく得する 地味なお金の増やし方』から、無理なく確実に得するためのヒントを3回にわたって紹介します。

「お金を増やす方法」について考えていく前に、まずは必要なお金について考えましょう。みなさんは、自分がいくらのお金を得ているか、そしてこれから、どのくらいのお金を稼げるかを把握していますか? 

イメージは湧いているという人も、的外れな予想をしているかもしれません。時代は変わり続け、これまでとこれからでは、もらえるお金が異なってくるからです。

上場企業でも生涯給料が2億円に満たない

かつてビジネスパーソンの生涯給料は2億7000万円ほどといわれましたが、それも幻となりました。いまでは、上場企業であっても生涯給料が2億円に満たない企業もたくさんあります。

昭和の時代と比べて、誰もが役職者になれる時代ではなくなったことも、生涯給料が変化した要因のひとつです。

私が新卒で入社した会社には、いつもひとりで行動している、課長の肩書を持った中年の男性がいました。課長なのになぜ部下がいないのだろう。その疑問を上司にぶつけたところ、こう説明されました。

「あいつは自分の仕事で精一杯でとても部下の面倒まで見る能力がない。だからひとりで動いている。いい歳の大人がヒラだとか主任だとかいったらお客様から信用されない。それで社長が課長にしてやったのさ。お前もああならないようしっかり仕事を覚えろよ」

次ページ「部下なし役職」に就けた時代があった
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