「上場企業財務力ランキング」最新トップ300社 「スイッチ」が人気の任天堂が2年連続で首位に

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続いて、各業種のトップ企業をいくつか見ていこう。水産・農林業/鉱業/建設業は17位大和ハウス工業(3660点)が24位積水ハウス(3636点)を抑えた。食料品は36位JT(3611点)が飲料・食品メーカーを上回った。

医薬品は2位中外製薬(3809点)。機械は15位ダイキン工業(3668点)。情報・通信業は7位KDDI(3719点)、小売業は8位ファーストリテイリング(3710点)、不動産業は19位三井不動産(3659点)、サービス業は11位リクルートホールディングス(3674点)だった。

過去のトップ企業の現状

最後に過去15回のランキングトップの現状をご紹介する。第1・2回トップの武田薬品工業は3位。第3~5回の3年連続トップ任天堂は2年連続首位。任天堂を上回る4年連続トップ(第6~9回)だったINPEX(旧:国際石油開発帝石)は58位(3559点)、第10・11回トップのSUBARU(旧:富士重工業)は64位(3554点)と若干低下気味。第12、13回トップのZホールディングス(旧:ヤフー)は9位(3706点)と過去のトップ企業はいずれも100位内に残っている。

すでに2022年3月期は第3四半期の発表を終え、第4コーナーも終盤だ。コロナ禍の中でも最高益を狙う企業が多数存在している。こうした企業はコロナが終息した後でも好業績を維持できるのか。今回のランキング上位企業も含めて今後のランキングの行方に注目したい。

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