期待に胸を躍らせ全国からやってきたツアー参加者を乗せたクイーンビートルは、晴れ渡った青空の下、1月7日11時半に博多港を出発した。航海速力約36.5ノット(時速約67km)を誇る高速船が1時間ほど航行すると、穏やかな海に浮かぶ新幹線車両を運ぶ台船が見えてきた。甲板上の前半分に中間車4両、後半分に先頭車2両が並べられている。
クイーンビートルは速度を一気に落として台船の真横に並んだ。波に揺れながら車体が上下する様はまさに“海に浮かぶかもめ”だ。クイーンビートルと台船の距離はおよそ200m。車体に書かれた青柳俊彦社長の揮毫による「かもめ」の文字もはっきりと見える。「天候が悪いとここまで近づけなかったかもしれません」と、船上の係員が教えてくれた。
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