ほぼ全球場にある「ヘルメットアイス」の秘密 12球団のホームグラウンド<番外編>

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筆者が初めてこの「ヘルメットアイス」なるものの存在を知ったのは2013年7月。ヤフオクドームで夏休みのイベントをやっていて、この日はとにかく紫一色。博多駅に降り立つと、駅員からみやげもの屋のスタッフに至るまで、とにかくみんなが紫色のソフトバンクのユニフォームを着用。球場でも入場者全員に紫色のユニフォームを無料配布していた。

フード類も特別バージョンで、紫色のヘルメット容器に紫芋のソフトクリームを入れて売っていたのである。子供の頃からミニチュアものにめっぽう弱く、ほとんど脊髄反射的に反応してしまう習性を持つ筆者は、この容器に速攻でノックアウトされた。昨年夏は、ヤフオク、広島、甲子園の3カ所で観戦をしたが、広島や甲子園では売っていたはずなのに全く気づかず、東京へ戻って他球場のものを調べるということもしなかった。

そして今年。札幌ドームでは目立つところにヘルメットアイスの販売車両が停まっていたので即購入。旭川スタルヒンでも目立つところに販売車両が止まっていたのでここでもゲットした。

だが、東京ドーム、ハマスタ、神宮、西武ドーム、仙台では見つけられず、てっきり売っていないものと思っていたのだが、実はホントに売っていなかったのは神宮と西武ドームだけだったことを後になって知る。

それに気づいたのはナゴヤドームでだ。近くの席に座っていた、大島優子似のきれいなお姉さんが、ヘルメット型の容器に入ったおいしそうなサンデーを優雅に食しているではないか。2階と5階のショップは一通りチェックしたはずなのに、見落としていたのだ。球場発行のグルメマップにも全く載っていなかった。

さっそくそのきれいなお姉さんに売っている場所を聞いたところ、彼氏と二人で親切かつ正確に売っている場所を教えてくれた。

頑張って探さないと見つからない

ひょっとして札幌、旭川以外でも売っていたのに気づかなかったのではないか--。こんな不安が頭をよぎり、東京へ戻ってからネット検索をかけてみたら、出るわ出るわ。東京ドームはHPに売っているショップが詳しく載っていたが、ハマスタと仙台のHPには載っていない。

そこでハマスタは球場、仙台は球団に電話をしたところ、ハマスタは売っていることが判明、電話対応に出てくれた女性が親切に、内野チケットを持っていないと入れない場所で売っていることも含め、売っている場所を正確に教えてくれた。

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