ひろゆき「お金持ちの日本脱出が加速していく」 ひろゆき×YouTuber会計士・小山晃弘 対談
小山:僕はいつも「この先10年は安泰です」と言います(笑)。
ひろゆき: まあ、それくらいしか言えないですよね。その点、USCPAを取れば、会計士の仕事だけじゃなくて、世界のどこにいっても一般企業で「財務」の仕事ができるんですよ。アメリカだけではなく。それが大きいと思うんです。
日本の公認会計士さんも日本企業で財務の仕事はできるでしょうけど、しょせん日本でしか潰しがききませんよね。USCPAなら世界的な信用があります。将来の選択肢を増やしたいならUSCPAかなと思いますね。もちろん英語は必須ですけど。
国力が下がって、能力が高い人ほど日本を脱出する?
小山:いや、おっしゃる通りです。しかもUSCPAの方が日本の公認会計士試験より簡単なんですよ。実は私もいまUSCPAの勉強をしている真っ最中です。
ひろゆき:海外展開を見据えて、ですか。
小山:そうですね。僕も経営者としていろんな事業をやらせてもらっていますけど、成長性であったり、事業の広がりなどを考えると、どうしても経済成長している国に興味がいくんですね。なので僕も海外に拠点を移すことを真剣に検討していて、英会話も猛特訓中です。
ひろゆき:いいじゃないですか。でもそうなるんですよね。日本って毎年人口が減っているわけですけど、やっぱり人口と国力って比例しますからね。日本を脱出するかしないかは別として、いざというときの備えくらいはしておいたほうがいいと思いますよ。
だいたい僕も最高月収があったのって、15年くらい前ですから。2ちゃんねるの掲示板から生まれた小説『電車男』が売れたときに5000~6000万円くらいあったかな。それが最高値ですよ。
小山: いまから日本はもっと厳しくなるんですかね。OECD(経済協力開発機構)のデータによると、平均賃金も韓国に抜かれましたね。
ひろゆき:そうですよね。日本に住んでいるお金持ちの知り合いたちを見ていても、半分くらいは子どもをインターナショナルスクールに行かせていますよ。本人たちはいまのところ移住する気はないみたいですけど、次の世代はいつでも海外に飛び出せる準備を進めていると。「いよいよ日本脱出が加速していくのかぁ」と思いながら状況を眺めています。
小山: ちなみにひろゆきさんは資産のポートフォリオでも、通貨の分散は意識されていますか?
ひろゆき:意識していますね。とはいえ僕の投資って基本ほったらかしなので厳格には管理していませんけど、仮に僕が日本に住んでいたとしても外貨投資は絶対にしていますね。いまは円とドルとユーロがだいたい3分の1ずつになる感じで分散はさせています。
小山: 投資の鉄則「ひとつのカゴに卵を盛るな」ですね。まさに今日の海外移住の話やUSCPAの話に通じますね。
ひろゆき:そういうことですね。
(構成=郷和貴)
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