ひろゆき「お金持ちの日本脱出が加速していく」 ひろゆき×YouTuber会計士・小山晃弘 対談

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小山: ということは、そもそも永住権や長期滞在ビザを念頭に置かれた海外移住だったわけですね?

ひろゆき:そうですね。いまはずっと観光ビザを更新しながらフランスに住んでいるんですけど、このまま住み続けたら長期滞在資格が取れるんです。それが取れるとEU内で自由に住む場所を変えられるようになるんですよ。ちなみに僕、アメリカの10年ビザも持っていますし、マレーシアのMM2H(長期滞在ビザ)も持っています。

小山: ビザコレクターですか(笑)。

ひろゆき:僕のなかでは「いられる国」を増やしたいという感覚なんです。選択肢は多いほうがいいですからね。

小山: たしかに。自由とは選択肢が多い状態のことですからね。

ひろゆきが推すお金の資格は「簿記」と「USCPA」

小山:ちなみにひろゆきさんはさまざまな動画で、キャリアや進路で迷う若者たちに簿記の取得を勧められています。それが今回、私の本の推薦をいただくきっかけとなったわけですが。

ひろゆき:簿記2級ですね。結局、簿記2級までなら高卒の人でも本気で勉強すれば誰でも受かると思うんですよ。たしか簿記2級って工業簿記もありましたよね?

小山: あります。原価計算ですね。

ひろゆき:そうですよね。だから会社のお金まわりのことについてかなり詳しくなれるし、就職や転職でも有利に働きますからね。

小山: 食いっぱくれない資格ナンバーワンみたいな感じですか?

ひろゆき:いやいや。食いっぱくれない資格だったらデータアナリストでもいいんですけど、みんながなれるわけじゃないですよね。「何がしたいのかわからない」とか、「就職できる自信がない」みたいな人に対して「それなら簿記勉強してみれば」と勧めることが多いんです。難易度がそれほど高くもなく、高校卒業くらいの学力があれば難しくないと思うので。

結局、資本主義経済が世界で完全勝利を収めて今度も変わらないことは、社会主義国のロシアも中国も資本主義経済を導入していることからも明らかなわけで、やっぱりお金にまつわる知識ってあって損はしないんですよ。

小山: まったく同感です。公認会計士についてはどう思われていますか?

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