今年こそ健康に!「10分寝るだけ」骨盤ストレッチ 「身長の縮み」は、老化や病気のバロメーターだ
バスタオル枕の上に寝るだけの「背骨ストレッチ」
骨盤・背骨ストレッチのやり方は、実にシンプル。「家にあるバスタオルを丸めて枕をつくり、一日10分程度、その上に寝る」、ただそれだけです。材料費もかかりませんし、手順を覚える必要もありません。
バスタオル枕の作り方や寝転がり方は、本書でも写真つきで詳しく紹介してあります。
枕さえ作ってしまえば、あとはどんなタイミングでやっていただいてもかまいません。家事の合間に、入浴後に、テレビを観ながら……。すきま時間に、気軽に試してみてください。
では、なぜバスタオル枕の上に寝るだけで、いろいろな身体の悩みが解消されるのでしょうか。
答えは簡単。
骨盤・背骨ストレッチが、背骨と骨盤のつまりやゆがみを取ってくれるからです。
歳をとるにつれ背が縮んだり、やせにくくなったり、身体の調子が悪くなったりする大きな原因となっているのが、背骨と骨盤のつまりやゆがみです。
たとえば、ねこ背の人は、背骨が丸まっているため、背が低くなります。
歳をとり、背骨を支える筋肉の働きが衰えると、ますますねこ背がひどくなり、身長は縮んでいきます。
また、背骨(脊柱)は、合わせて24個前後の骨でできており、それぞれの骨と骨の間には、「椎間板」とよばれる、クッションのような役割を果たしている軟骨があります。
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