三浦知良54歳「現役続行」で体現するプロの生き様 キングカズ「みっともない」批判浴びつつも…
24歳の長男・りょう太は俳優、19歳の次男の孝太は12月31日の『RIZIN』で総合格闘家デビューと、サッカーとは別の道を選んだ息子たち。しかし、現在の進路に至るまでは紆余曲折あったようだ。
特にりょう太は父親と同じくブラジルへのサッカー留学経験もあり、周囲からもプロ選手を目指すものと思われていた。しかし、高校卒業を機にその道を閉ざす。
「つねに“カズの息子”と期待されるプレッシャーは計り知れない。大学進学後はスポーツマネジメントなど、プレーヤーとしてではなくビジネス面からスポーツに関わろうとしていたそう。それでも進路に悩んでいたところ、母のりさ子さんの進言もあったのでしょう。俳優という未開の道へのチャレンジを選んだのだそう」(前出・スポーツライター)
息子へのサポートを惜しまない
そしてリング上の勝ち負けの結果が自分自身に重くのしかかる、さらにきびしい格闘技の道を選んだ孝太。
「学生時代から憧れた舞台とはいえ、カズさんもさすがに驚いたそうですが“やるからには頑張れ”と応援していて、孝太くんが大ファンだった元プロボクサーでK1選手の渡辺一久さんやキックボクサーの那須川天心くんとも引き合わせたそう。
海外や国内を転々として家族と暮らすことが少なかったカズさんだけに、息子たちと顔を合わせたときはとにかく話をして、出来る限りのサポートをしているみたいですよ」(同・スポーツライター)
自ら進む道を選択した息子たちの成長をうれしく思う一方で、父として、またプロとしてのエールを送っているのだとも。
「今後も“カズの息子”“二世”などといった声がついて回るわけです。たとえ結果が出ずに周りから批判されようとも、自分で選んだ道ならば最後までもがいて泥にまみれてでもやり続けることを身をもって教えているのでしょう。“三浦りょう太”“三浦孝太”という一人前の俳優、格闘家になるまでは自分も負けじと、張り合うようにプレーを続けるのではないでしょうか」(同・スポーツライター)
サッカー界の“キング”であると同時に、カズもまた1人の父親だった。
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