報道陣が行列!アップルのイベント開幕へ 注目の発表会が間もなくスタート!

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会場前に並び始めた記者たち

サーフィンやビーチのイメージが強いカリフォルニアだが、サンフランシスコは北部に位置し、夏は霧も出やすく冷涼な気候だ。シリコンバレーは比較的晴れて気温が上がりやすいが、それでも今日は雲に覆われ、肌寒い朝を迎えた。

アップルのプレスイベントが開催されるカリフォルニア州クパティーノ市にあるコミュニティカレッジDe Anza。この大学はAppleがクパティーノ市に本社を置いてから急成長した学校で、カリフォルニア大学への転入で上位に位置するようになった。

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会場となるFlint Centerはキャンパス内の劇場。地図の右上にある[280]のアイコン下がAppleの本社キャンパスだ

筆者は6時40分に会場に到着したが、すでに10人ほどのプレスが受付待ちの列を作っていた。今回詰めかけるのは1000人を超える。通常米国のプレスを中心に招待するが、今回は世界中のプレスが集められた。また、テクノロジー関連や経済紙だけでなく、ファッション関連の記者が呼ばれていることからも、今回のイベントがこれまでと違うことがわかる。

今回期待されているのは、新型iPhone。そして、ウェアラブルデバイスだ。このことは、ラジオやテレビの朝のニュースでも繰り返し伝えられるなど、テクノロジー業界以外からも注目が集まっている。

iPhoneはスマートフォン業界の重要なインパクトを与えるだけでなく、数少ない米国メーカーのスマートフォンという意味もあるのだ。

今回の新型iPhoneは、特に米国市場では、画面サイズの拡大という要素だけでも、非常に期待されている。画面の大きさで、Androidデバイスを選んでいるユーザーが多かったからだ。

加えて、より高速なプロセッサ、スマートフォンの基礎体力とも言えるバッテリー、最も利用される機能の1つとなったカメラなど、既存機能の改善も行われるだろう。また、決済機能についても注目だ。

このあと、日本時間で午前2時から、アップルのウェブサイトやApple TVのイベントチャネルでも生中継される。


 

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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