大山加奈さん、双子の娘と向き合う時間に想う事 もう無理をせず、頑張りすぎず、自分を大切に…
この連載では事前に“ある日の時間割”についてアンケートに回答してもらい、撮影シーンを構成しています。大山さんの「母」時間を紹介します。
7:30 身支度、朝食
8:30 授乳
10:00 離乳食、授乳、寝かしつけ
12:30 授乳
13:00 昼食
13:30 授乳、寝かしつけ
14:00 打ち合わせ
15:30 授乳
16:00 おやつ
17:00 授乳
17:30 愛犬と子どもたちとお散歩
19:00 子どもたちお風呂
19:30 授乳、寝かしつけ
20:30 夕食
21:00 片づけ、PC作業など
21:45 お風呂
22:15 セルフケア
22:45 授乳
24:00 就寝
子どもの人生を全力で受け止めたい
生後約半年の双子のママである大山さんの1日は、朝6時半からスタートする。毎日の時間割はほぼ規則正しく、とある日曜日の授乳回数は、24時に就寝するまで1日18回。
「今は自分の時間は一切ないです。母乳はひとりづつあげているので、終わるまでがひと仕事。最近はふたりとも少し大きくなってきて、ひとり5分、10分ですむようになりました。夜中に起きたりはしないので、そこはとても助かっています。特別なことはしていないのですが“奇跡のおくるみ”というのを着せると、なぜか条件反射的にずっと寝てくれるんです。
ちなみに、毎日16時のおやつ時間は私のです(笑)。16時05分からEテレで『いないいないばぁっ!』が始まるので、双子たちにそれを見せておいて、その間にコンビニスイーツを食べています。もちろん、子どもや愛犬と遊ぶのはとても楽しい時間ですが、気分転換やほっとする時間も大切にしないと、とてもやっていけません(笑)。おやつタイムのあとはまた授乳をして、その後にだいずと一緒に双子たちとお散歩へ出かけます。
双子を育てる大変さは、折に触れて感じますね。人に預けるにしても、ふたりとなると大変です。シッターさんに預ける場合は、もちろん費用がかさみます。身近な人に頼む場合は、心苦しさがつきまといます。
たとえばふたり一度に泣かれてしまうと、ひとりは抱っこできても、もうひとりは泣かせたままにしておかなければなりません。で、心が痛くなってしまうんです。知ってる誰かにその辛さを味あわせてしまうと思うと、やっぱり申し訳なく思います。
今後、もう少し手が離れてきたとしても、子どもたちとの時間は大切にしたいですし、とはいえ、自分の子どもだけじゃない、たくさんの子どもたちのことも幸せにしたい思いは変わらないので……。そのバランスを見ながら、少しづつ仕事を展開していく感じですね。