既存ワクチンでオミクロンの重症化を防ぐ公算 対策は3度目のブースター接種を加速すること

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独製薬会社ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、既存ワクチンでも重症化を防ぐ効果は恐らくあると述べた。

サヒン氏はダウ・ジョーンズ(DJ)通信とのインタビューで、ワクチンを接種した人がオミクロン株に感染するケースが増える可能性はあると指摘。その上で、たとえオミクロン株が抗体をすり抜けたとしても、免疫細胞の標的になるだろうと語った。

さらに「パニックにならなくていい。対策は変わらない。3度目のブースター(追加免疫)接種を加速することだ」と続けた。

ウグル・サヒンCEOSource: Photothek

原題:BioNTech CEO Says Shots Likely Protect From Worst of Omicron (1)

(抜粋)

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著者:Naomi Kresge

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