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何だかパッとしない朝に「自律神経」整える仕込み 雨の日に気分が沈む…天気と体調の深い関係

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  • 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
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──やる気が出ないのは、自分の意志が弱いからだと思っていたので、天気が悪いのが原因だと思うとちょっと気が楽です。

小林:さらに、野生動物は雨が降ると「休息モード」に入り、木の下や洞穴などでゆったり休みます。もともと、雨の日に気分が上がらないのは、動物としての本能かもしれませんね。

雨の日は明るい色の物を身に着けよう

──なるほど……。でも、私たちは、雨が降ってもどんなに暑くても、仕事を休むことはできないから、会社に行かないといけませんよ……。

小林:自律神経と気候が密接な関係にあることを、まずはしっかり認識することが第一歩。体の構造として、体調も天候に大きく左右されることを知ることで、天候に沿って対処することができます。

──対処法があるんですね!

小林:1つの手段として、明るい色のものを身に着けるといいですよ。私は、雨の日は明るい色のネクタイを選んでいます。色も、自律神経に大きな影響を与えます。明るい色は交感神経を優位にして、やる気をアップさせてくれるし、反対に落ち着いた色は副交感神経を優位にして、気持ちを安定させてくれる効果があるのです。

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──天気、気温、色……。いろんなものが自律神経に影響するんですね。

小林:副交感神経が優位のまま1日をスタートさせてしまうと、その日、ずっと気分が落ち込んだままで、仕事にも身が入らなくなってしまいます。そうならないように、朝出かける前に天気が悪かったら、意図的に交感神経を優位にして、やる気のスイッチを入れるのです。

──でも、会社に派手な服を着て行く勇気がないんですけど……。

小林:全身派手な色を身に着けてしまうと、交感神経の働きが過剰に高まる恐れもあります。ハンカチやアクセサリーなど身に着けるアイテムがおすすめです。イライラしたときに窓の外の木々や空を眺めると落ち着くことがあるように、一般的に緑や青は副交感神経に作用し気持ちを落ち着かせます。一方、赤やピンクは気分を高揚させます。イライラやうつうつとした気分が続いているときは、自分がよく使うグッズやファッションの色を見直してみてください。

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