オミクロン変異株すでに欧州かなり広がっている オランダ航空便客のクラスター感染がそれを示唆

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オランダで28日、アフリカ南部を訪れていた13人が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」に感染していたことが分かった。ドイツと英国でも感染が報告されており、オミクロン株が欧州で既にかなり広がっていることが示唆された。

オランダ当局によると、26日にアフリカ南部から到着した2便の乗客のうち61人が検査で陽性となり、この中の13人からオミクロン株が検出された。

南アからのフライト客の10%が陽性に

ケープタウンとヨハネスブルクからのフライト搭乗客の約10%がコロナ検査で陽性結果が出た。残りのサンプルの分析が続いているとデヨンゲ保健・福祉相は説明。「オランダではおそらく感染件数がさらに明らかになるだろう。これは氷山の一角かもしれない」とロッテルダムでの記者会見で語った。

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