【8月27日(水)】NYダウは経済指標を好感し、29ドル高の1万7106ドルと続伸。S&P500種は21.0ポイント上昇し、2000.02と終値で初の2000ポイント台。イスラエルとハマスが本格停戦で合意。8月権利落ち日、ビックカメラ子会社で家電量販店中堅のコジマの逆日歩が10円50銭(3日分)もついた。
おそらく昨日、優待権利取りの現物買いと信用売りをしていた人が多くいたことが予想されるが、100株で1050円の貸株料(逆日歩)支払いなので、優待内容が、100株で500円の買い物優待券2枚(2000円以上の商品購入につき2000円ごとに1枚利用可)をもらっても、売買手数料がかかっていることも考えれば優待タダ取り作戦失敗だな。本日終値、配当4円と優待落ちを埋めて323円の変わらず。
親会社のビックカメラは、5円の配当と優待権利落ちを埋めて、43円高の916円と大幅高。昨日の日証金残高は111万4800株もの株不足で、90銭の逆日歩(3日分)がついていたことを考えると、売り方の買い戻しを狙った踏み上げの買いが入ったのではないかな。売り方は配当と逆日歩の支払いに加えて株価上昇の損失で、売り方の悲鳴が聞こえそうだ。
日経平均は、昨年の大納会の高値をめざすのか?
【8月28日(木)】今日は、大引けにかけてJPX日経400の銘柄入れ替え(31銘柄)が行われるので、その中で、除外されるTOKAIホールディングス(3167)、日医工(4541)、ソニー(6758)をカラ売りし、大引けで売られたところを買い戻す作戦。また、組み入れられる銘柄のリコー(7752)を買い、大引けで買われるところで売る作戦を実行した。上記売買表を参考。結果は、TOKAIホールディングス+5万3124円、日医工-4万6154円、ソニー-2万2899円、リコー+5万3385円となり、トータルでは3万7456円の利益確定。損しなくてよかった。
信用買いと信用売りを各1000万円分の売買をしたのだが、あまり動かなかったというのが正直な感想。売買注文は、普段はほとんど指し値注文であるが、今回初めて「不成(フナリ)注文」をした。この注文方式は、指し値で注文をして大引けまで約定しなければ、大引けでは成行注文に変わるという条件付きの注文方式で、こういう場合に有効な注文方式なのかな。
【8月29日(金)】NYダウは42ドル安の1万7079ドル。日経平均は35円安の1万5424円と小幅続落。
【8月30日(土)】NYダウは18ドル高の1万7098ドルで、週間ベースでは97ドル高と8月は4週連続高と堅調。しかし、日経平均は週間ベースでは、114円安。来週から9月相場入りであるが、日経平均の7月30日につけた直近高値の1万5646円を早々に超えられるかに注目している。もし抜けてくれば、9連騰して終わった昨年の大納会(2013年12月30日)の時の高値、1万6291円を目指す展開になるのでは!?
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