滝沢カレンが描くピーマンの肉詰めという家探し 独特レシピ、ひき肉の住居を探すのは私たち

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滝沢カレンさんの独特すぎる「ピーマンの肉詰め」レシピをご覧あれ(写真:サンクチュアリ出版)
「冷たい何も知らない鶏肉」
「お醤油を全員に気付かれるくらいの量」
「無邪気にこんちくしょうと混ぜてください」
「二の腕気にして触ってるくらいの力で、鶏肉をさらに最終刺激」
「独特すぎる」「文章が神がかっている」と話題になった滝沢カレンさんのレシピを集めた著書『カレンの台所』が発売1年半で20万部を超えるベストセラーになっています。「料理レシピ本大賞2021 in Japan 第8回【料理部門】大賞」も受賞しました。
分量も工程もレシピの概念を覆す表現の数々。どれほど詩的なのでしょうか。本書から「ピーマンの肉詰め」のレシピを抜粋、再構成してお届けします。

肉を何かに詰めたくて仕方ない方に

○ピーマンの肉詰め

本日はひょっこり穴から顔出しスタイルに誰もが胸を打たれるピーマンの肉詰めです。

肉を何かに詰めたくて仕方ない方におすすめです。

お集まりいただくのはピーマンに、豚ひき肉多め、牛ひき肉少なめ、玉ねぎ、お麩、卵です。

途中まではハンバーグを作る気持ちと被っていいですので、玉ねぎをみじん切りしましたら、ボウルにひき肉全て、玉ねぎみじん切り、お麩を崩しに崩した粉、卵、塩胡椒をややむせるほど、マヨネーズを宝石を一粒添える程度入れ、硬すぎず柔らかすぎずの肉質に変えていきます。

ピーマンの帽子になっている部分をギリギリ切り、足もギリギリに切り、それをさらに半分に切って2つの筒にします。

顔を出したくなるような筒ピーマンを何個かお作りしましたら、なんかしらの空間で片栗粉がピーマンひとりひとりに嫌がられない程度にまとわりつけます。

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