米国リチウムイオン電池分野で首位の中国に迫る

最新版リチウムイオン電池サプライチェーン番付

460億ドル(約5兆1400億円)規模のリチウムイオン電池業界で米国は支配的地位にある中国に迫りつつある。テスラの投資に加え、電気自動車(EV)を後押しするバイデン政権の政策が寄与している。

ブルームバーグNEFが7日のリポートで発表した世界のリチウムイオン電池サプライチェーン・ランキングにおいて、米国は2021年実績と26年予想の双方で2位に浮上した。ランキング発表が始まった昨年の順位は6位だった。

米国はリチウム電池の価値連鎖発展の要素を多く持つ

米国のEV市場は中国に次いで2位の規模。国内の電池サプライチェーン設立を支援する米国の政策により、テスラとアジアの電池メーカーは同国に多大な投資を行っている。

ブルームバーグNEFのエネルギー貯蔵担当責任者、ジェームズ・フリス氏はリポートで、「米国は国内のリチウムイオン電池の価値連鎖を発展させるのに必要な要素の多くを備えている」と指摘。「政策支援があるため、サプライチェーンの全ての企業は協調して国内にさらに多くの価値をつなぎ留めようとしている」と説明した。

一方、中国は持続的な投資と、リチウムイオン電池に対する旺盛な需要により首位を保っている。

ただ、世界の国・地域はバッテリー産業の戦略的重要性を認識しており、各国・地域内のサプライチェーンが台頭して中国に挑みつつある。欧州各国ではEV乗用車の販売が着実に伸びており、電池サプライチェーン・ランキングを上げている。

原題:U.S. Loosens China Grip on $46 Billion Lithium-Battery Industry(抜粋)

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著者:Yvonne Yue Li

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