転職人気トップはグーグル--トヨタ自動車を抑えて初の1位に
人材サービスのインテリジェンスが運営する転職サービスDODA(デューダ)が、「DODA転職人気企業ランキング2010」を発表した 。
2010年の総合ランキングはグーグルが1位で、2位ソニー、3位トヨタ自動車。
グーグルは、前回調査の3位から躍進して初の首位。「先進性、将来性を理由に支持が集まった」(インテリジェンス)。2位は昨年と同じくソニーで、「世界に通用する技術力の高さを評価された」(同)。
トヨタ自動車は08年、09年と2年連続1位だったが、10年は3位となった。リコール問題に揺れ首位から順位を下げたものの、トップ3を維持している。
学生を対象とした就職人気企業調査では、昨年に引き続きメーカーが大幅に順位を落としているが、転職人気企業調査ではメーカー人気に陰りは見られない。
これについてインテリジェンスでは、「社会人は一時的な業績低迷に影響されることなく、企業の持つ研究基盤や商品力、経営方針などを踏まえ、多角的・長期的な視点で転職先を検討していると考えられる」と分析している。
また、今回のランキングでは、iPhoneやiPadで話題のアップルジャパンが昨年の33位から11位に急浮上。業績好調が報じられるファーストリテイリングが昨年37位から22位となった。
(田宮 寛之 =東洋経済HRオンライン )
上位300社までのランキングはDODAサイトにて掲載
http://doda.jp/guide/popular/
【調査概要】
■対象
関東、関西、中部地区在住 25~34歳の正社員・契約社員にて就業中の男女5000名
■調査期間
2010年4月21日(水)~25日(日)
■調査方法
インターネットリサーチ
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