「不祥事が起きにくい企業」トップは帝人・川崎重工--独自調査/企業統治ランキング上位110社
■企業統治ランキング
(注)CSRランキング順位の「−」は金融機関や未上場などのランキング対象外、または301位以下の場合を示す
「企業統治ランキング」について
本ランキングの採用データは、東洋経済が毎年行っている「CSR企業調査」データ。
「CSR企業調査」は、今回第5回目の調査(2009年調査)として、2009年7月、全上場企業、主要未上場企業約4000社を対象に調査表を送付、このうち回答のあった1104社(上場1045社、未上場59社)のCSRデータを取りまとめた。
この調査データを基に、「企業統治」分野の評価を行い、「企業統治ランキング」を作成した。評価項目はすべてアンケート調査内容による。CSR報告書等による補足評価は原則行っていないが、アンケート調査の過程での取材等で入手したデータは一部加味した。得点は100点満点。
●評価項目
1.CSR担当部署の有無、2.CSR担当役員の有無、3.同役員の担当職域、4.CSR方針の有無、5.IR担当部署、6.法令順守関連部署、7.国際的なCSR行動基準、8.内部告発窓口設置、9.内部告発者の権利保護に関する規定制定、10.公正取引委員会など関係官庁からの排除勧告、11.不祥事などにより操業・営業停止、12.コンプライアンスに関わる事故・事件での刑事告発、13.内部統制システム構築への基本方針の有無、14.内部統制委員会の有無、15.情報システムに関するセキュリティポリシーの有無、16.情報システムのセキュリティに関する監査(内部監査)の状況、17.情報システムのセキュリティに関する監査(外部監査)の状況、18.プライバシーポリシーの有無、19.リスクマネジメント・クライシスマネジメントの状況、20.企業倫理方針の文書化・公開、21.倫理行動規定・規範・マニュアルの有無
(小村 圭 =東洋経済 財務・企業評価チーム)
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