森岡:一方で、今回のゴジラ・ザ・ライドは、あの機械であのような動きができるとは当のメーカーさんすらわかっていなかった。山崎監督が作る映像の動きと機械をどうシンクロさせれば、お客様を興奮のるつぼに叩きこめるかということをゼロから考えて作った。ゴジラ・ザ・ライドはおそらく日本人がゼロベースから考えて開発した世界初のダークライド。しかも費用は何分の1も安い。西武さんと刀のみんなが誇りに思っている。
――続いて、夕日の丘商店街ですが、昭和というコンセプトの狙いや顧客ターゲットを教えてください。
森岡:私は高校生から20代前半まで4人の子供がいるが、この世代の人たちを狙っている。テーマパークの来場は男性ホルモンの分泌と完全に相関する。男性ホルモンは男性のほうが圧倒的に多いが、女性にも流れていて、分泌は年齢に応じて変わる。10~20代がピークで30代以降は緩やかに減っていく。
来場のカギは「男性ホルモン」
実は、このカーブはテーマパークの年齢別来場属性とまったく同じ。つまり、テーマパークが成功するかどうかは、「異性に会いに出かけたい」という人間の根源的な欲求を満たす価値を作れるかどうかにかかっている。その主役が10~20代だ。30代の来場者も多いが、これは男性ホルモンというよりも子供を連れて行かないといけないという理由がある。
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